温古社は、高知県土佐市にある四国八十八ヶ所霊場巡りの巡礼者に最適な遍路宿で、特に35番札所清瀧寺からわずか0.8kmと好立地にあり、歩き遍路の方々にとって非常に利便性の高い宿泊施設です。もともと遍路をされていたオーナーさんが「この場所にお遍路宿があれば」との想いで古民家を取得し、リノベーションを施して民泊として運営されており、宿泊者には日本の伝統的な暮らしを体験できる趣のある空間が提供されています。夏には蚊帳、冬には囲炉裏を楽しめるほか、館内は清潔に保たれ、水回りも新しく快適で、広々とした間取りが特徴的です。
オーナーの方は非常に気さくで、訪れる宿泊者との温かい交流を大切にしており、ウェルカムドリンクや朝食のトーストサンド、スープ、コーヒーのお接待が嬉しいポイントとなっています。食事の際には女将さんが同席して遍路者同士の交流を深める機会を作ってくれるため、他の宿泊者と適度な距離感を保ちながら会話を楽しめる空間となっています。さらに、オーナー自身がお遍路地図の出版にも関わっており、これからのルートやトイレの位置、歩きやすさなどについての相談にも親身に応じてくれるため、これから巡礼を進める方にとっては心強いサポートが受けられます。
施設は古民家を改装した趣のある建屋でありながら、元の家主が大工だったこともあり、しっかりとした造りで安心して過ごすことができます。お風呂やトイレは改修されており清潔で、洗濯機も無料で利用できるため、長期滞在や連泊にも適した環境が整っています。また、訪れた多くの遍路者から「ぜひこのような遍路宿が今後も残ってほしい」との声が寄せられており、その快適さと心温まるおもてなしが高く評価されています。
温古社は、宿泊者同士の交流を大切にしながらも、プライベートな時間をしっかり確保できるバランスの取れた遍路宿であり、清瀧寺のすぐ近くにあるため、お遍路旅の拠点として最適です。設備の充実度やオーナーの人柄、居心地の良さを求める方にぜひおすすめしたい宿です。四国遍路の旅の中で、静かにリラックスしながら過ごせる遍路宿をお探しの方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。