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【徳島県】(6番) 安楽寺宿坊

こちらの宿坊は、四国八十八ヶ所巡りの中でも特に印象に残る宿泊施設のひとつで、温泉、充実した食事、そして夜のお勤めを体験できる特別な場所です。館内は清潔で整っており、宿泊者は個室でゆっくりと過ごすことができますが、トイレや洗面台は共用で、寮や合宿所のような雰囲気も感じられます。お風呂は大浴場が利用でき、薬師の湯で旅の疲れを癒すことができるのも魅力のひとつです。

食事は夕食・朝食ともに品数が豊富で、価格を考えると驚くほど充実しています。夕食は宿泊者が揃っていただくスタイルで、他の遍路者との交流の場ともなります。食後には任意参加のお勤めが行われ、徳島の伝統行事を体験できる内容となっており、御住職の詳しい説明とともに幻想的な雰囲気の中で仏像や曼荼羅絵を拝むことができます。海外からの宿泊者も多く、御住職が英語で説明をしてくれるため、国籍を問わず多くの方が興味深く学べる機会となっています。

過去に何度も宿泊した方からも高い評価を得ており、一泊二食付きでリーズナブルな価格で利用できる点が魅力のひとつです。精進料理ではないものの、提供される食事はバランスが良く美味しく、満足度が高いと評判です。館内には、多くの仏像が安置されており、参拝者にとって貴重な体験となります。

宿泊の際には、事前に予約をするのが安心で、特に遍路シーズンは混み合うため、早めの手配がおすすめです。夜のお勤めや温泉を楽しみながら、巡礼の旅のひとときを心穏やかに過ごせる素晴らしい宿坊でした。

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